スラスラとあっという間に読み上げることが出来ました。
いろいろ考えさせられて、これからの生き方に影響が出そうです。
↓に引用させて頂きます。
だとすれば、情報は不十分で、コントロールも不可能なことを前提に、それをなんとか乗り越えたい。このような創造的な判断のプロセスを、人間の脳の感情のシステムが支えていることが徐々に明らかになってきているのである。
自分も以前のブログで書きましたが、「どう考えても物事の全体像がわからない事についての対処方法」について、以前からいろいろ考えていました。
【問題】
保守管理を請け負っている顧客のシステムがダウンしました。
顧客は、「今まで問題なく動いていたシステムが、なぜ突然動かなくなったのか?」と、
明快な回答を今すぐ求めています。
調査結果を待っている時間はありません。
あなたは、どのような回答を行いますか?
という資格があったら勉強してみたいw
「想定外」の事柄が起きるかもしれない事を分かっていながら、世の中から理解してもらうために、「無責任に」物事を断言するという、二律背反的なバランス感覚が必要なのではないかと思いました。
このはっきりしない感情を自分は何とか解決しようと、長いこと考えてきた気がします。
今まで考えてきたことが、少しですが解決できそうです。
普通の人なら「何となく」分かる事も、技術者や職人肌みたいな人にはなかなか分からないことがあります。そういった人達が歳をとって管理職や経営者になるときに、この本はその「何となく」な部分を理屈で説明しているので、とても参考になると思います。