アメリカの民間企業 Scaled Composites 社のプロジェクト SpaceShipOne が、
政府機関のお金をまったく使わずに、
高度 100km で 3 分間の有人宇宙飛行を成功させたそうです。
この飛行は、アメリカの スペースシャトル やロシアの ソユーズ、国際宇宙ステーション のような、
地球の周回軌道に乗った宇宙飛行ではなくて、
ドカーンと上がって、そのまま落ちてくる弾道飛行だったようです。
で、周回軌道に乗った飛行をするには、この 10 倍のエネルギーが必要みたいです。
でも、見た所、宇宙服も着てないし普通の飛行機がムリして宇宙まで行ったって
感じがするんですが、本当に大丈夫だったんでしょうか?(特に熱対策とか・・・)
パイロットも降下時に「こんな事をして良いのか?」と思ったそうです。
開発費がなんと 30 億円しかかかってないのも驚きです。
10 年以上前に TBS の秋山さん がロシアの ミール に行った時の費用は、これ以上だったはずです。
このプロジェクトは、マイクロソフトの創設者の一人、ポールアレンさんが出資 (約 20 億円) したそうです。